些細な、でもかなり、嬉しかったこと
お久しぶりです。
今回は前置きは無しで
久しぶりにここを更新しようと思った出来事がありました。
4月から社会人になりましたが在宅勤務の日々で、7月からやっと出勤するようになり、都内ターミナル駅で乗り換えを毎朝するようになった7月某日、
あの冬の日に地下アイドルを辞めた推しを見かけました。
改札と改札の合間を早歩きで進む私と反対方向へ歩くあの少し猫背の女の子は、確かにあの推しでした。
たった一瞬、すれ違っただけ。
忘れた日などない、と言うのはちょっと嘘になってはしまうけれど
時折SNSでパブサをかけたり、
撮ったチェキを見返したり、
YouTubeでライブ映像を見たり、
誕生日が近づくと「もう○○歳になるんだな」と思い起こすような、
私にとって彼女はそんな存在になっていました。
忘れるなんてそんな愛は大したものじゃないじゃないか、なんて言われるかもしれませんが、
昔仲の良かった親友や、
学生時代の恩師や、
初恋の相手なんてのと似たようなものじゃないかな、思います。
たった1年ちょいくらいしか応援していた期間はなくて、月に2〜3回ライブを見てチェキでお話をするくらいしか会わなかったのに、それでも自分にとってそこまでの存在になっていたんですね。
グループを抜ける、芸能活動を辞める、と知ったときはしばらく悲しみが一番でしたが、
その期間を抜けることができた私にとっては、
推しに望むものはやっぱり
幸せであること、です。
高校の制服を着て、通学のために足早に改札へ向かう彼女を見ることができて、
高校生になったんだなぁ、
学校生活楽しめていたらいいなぁ、
なんて思いましたよ、やっぱり。
勿論、人違いかもしれない。
でも、あのすれ違った女の子の存在が彼女のことを考えるきっかけとして私に与えられたことが嬉しかった。
「風の噂でもいいから、卒業後の推しのことを知れたらいいのに」
と思っていたことがこんな形で叶うなんて
せっち、
高校生活、そしてこれからも、
楽しんで、幸せでいてね。
ナツカ